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2009年06月20日

AZUKI七の作詞スタイルその7

ついにその7まで来てしまいました(笑)

AZUKIさんの詞の特徴はまだございまして、小説・映画・神話等からモチーフを使うこともしばしばあります。
例としましては、
「水のない晴れた海へ」…人魚姫
「未完成な音色」…ギリシア神話、オルフェウス
「Juwel fish」…アリゾナドリーム
「百年の孤独」…同名小説

etc...。

彼女の詞を、「何かモチーフとなった作品はないのか」といった観点で見てみるのも結構面白かったりします。
ただ、本人はほとんど公表なさらないので推測の域は出ないんですけどね(笑)
僕も詞を見た瞬間に「あ!これはあの作品をモチーフにしているな!」とわかるようになるくらい見識を広げたいと思っています。
そのためにはいっぱい本を読んで、勉強しなければいけません(笑)


シャンデール


2009年06月19日

AZUKI七の作詞スタイルその6

前回出したお題を振り返ってみましょう。

『「ゆめ」と読ませる漢字を「生命」以外で考えてみてください。』
というものでした。
では解答です。

・想い
・現実
・幻想
・幻

どれかひとつでも的中された方はいらっしゃるんでしょうか(笑)
これ、み~んな「ゆめ」と読みます。もちろん曲によりけりですけどね。
「現実」を「ゆめ」と読ませるのはなかなか面白く興味深い。
本来なら「夢」と「現実」は対比した意味を持っている言葉なのにね。
ちょっと哲学的な話になるのでここでは置いときますが(笑)
またいずれ、触れていきたいと思っています。


エルベシャンプリエ

2009年06月18日

AZUKI七の作詞スタイルその5

AZUKIさんの詞にはいくつか特徴があるんですが、そのなかでも興味深いもののひとつに、独特の"読ませ方"というものがあります。
いわゆる「当て字」「当て読み」ってヤツですね。この言い方あんまり好きじゃないんですけど。
その独特なルビ打ち。ファンの間では"七様読み"なんて言われてたりします(笑)

たとえば。

「生命」

これ、なんて読みますか??
一般的には「せいめい」ですよね。「いのち」という読み方も一般化しつつあるかもしれませんが。

この「生命」。AZUKIさんの手にかかればこんな風になります。
以下その一覧。

「せかい」
「ゆめ」
「いき」
「ひび」
「とき」
「いのち」

曲によってこれだけ読みが違うのも凄い話。
しかもこれらの読みを頭で「考えて」ではなく、頭に「浮かんできたイメージ」そのままなんだそうです。
つまり、ある曲において「生命」という語とともに「ゆめ」という読みが「浮かんできた」から、そのイメージを崩すことなくそのままルビを打っている。
おそろしい感性と言語センスですよね。
他にもいっぱいあります。

では今日は宿題をひとつ。
今のと逆パターンで「ゆめ」と読ませる漢字を「生命」以外で考えてみてください。
いくつかあります。一つでも当たれば貴方も素晴らしい感性をお持ちだと思いますよ(笑)


結婚活動

2009年06月16日

AZUKI七の作詞スタイルその4

何か久しぶりにAZUKIさんについて書く気がします(笑)

前回は寂寥感や無常観といったマイナスイメージのなかにプラスの要素が含まれているという話をしました。
AZUKIさん、「死」を扱った詞を結構多く書かれています。
直接的なものもあれば、深読みしてようやくわかる(あくまで個人的な解釈の結果、僕がそう認識した)ものもありとその表現法は様々。
「死」って究極のマイナス要素に思えてしまうのですが、そこにあるのは決してマイナスだけではない。
「死」は「永遠の別れ」という言い方がよくなされますが、それは何も死に限ったことじゃありません。
生きていても、もう二度と会わない人なんてそれこそごまんといます。街ですれ違った人なんかもそうです。
実は死んだ人とはいつでも会えます。思い出のなかで。
街ですれ違っただけの二度と思いださないような印象のない人たちと違い、大切な人の記憶というものはいつまでも残り続けるものです。
だから死は悲しむものじゃない、それを受け入れ前向きに強く生きていこう―。
これはは一つのたとえですが、AZUKIさんの詞にはこのようにプラスの形で締めくくる曲が非常に多いです。
悲しさのなかに光が、絶望のなかに希望が見出せるからAZUKIさんの詞に多くのファンがついているんでしょうね。


ロイヤルプッシー

2009年06月12日

AZUKI七の作詞スタイルその3

音楽ライターなどがAZUKIさんの詞を評論する際、よく「寂寥感」や「無常観」といった言葉を用いています。
確かにAZUKIさんはデビュー時の若い頃から(今でも若いんですけど笑)達観されているようなところがあり、哲学的内容や宗教要素を多分に詞に絡めておられます。
そういう意味では上記の表現は強ち間違いではないのですが、AZUKI七専門家を語る僕としては異論を唱えたい。

「寂寥感」「無常観」。
これらの言葉を聞いて明るさや希望や光といったプラスのイメージを含んだ単語が出てくる方はほとんどいないでしょう。
でもAZUKIさんの詞には「寂寥感」や「無常観」のなかにそれらが存在しているんです。
だから「寂寥感」などの単語で一括りにしてほしくない。
GARNETを知らない音楽ファン、それだけでなくGARNETのファンまでもがAZUKIさんの詞を、彼女からのメッセージを勘違いしかねないから。
どんな理由であれこのブログを覗いてくださっている方には、AZUKIさんの詞を正しく認識して頂きたいのです。

今日はここまで。僕の文章にも熱を帯びてきました(笑)


リフィート

2009年06月10日

AZUKI七の作詞スタイルその2

昨日に引き続き、AZUKIさんの作詞スタイルを紹介していきます。


歌い手の声を考慮したうえで作詞することも大きな特徴のひとつです。
所属しているGARNET CROWではもちろん、他アーティストに詞を提供する時もその歌い手さんに合わせているとインタビュー等で仰っています。
ヴォーカルが違えば曲に対して抱く印象って違いますよね。
素人のわれわれでもそうなんですから、プロの作詞家であるAZUKIさんがそれを考慮したうえで詞を作り上げていくのは当然のことかもしれません。

次回はいよいよ核心とでもいいますか、詞の中身について触れていこうと思っています。


自由民主党

AZUKI七の作詞スタイル

AZUKIさんは自分が伝えたいことではなく、メロディが言いたいことを感じ取って詞を書くというスタイルをとっています。
作詞作業をする時は自分の感情を殺し無心となり、感覚を研ぎ澄ませ、言葉に興す。
僕たちのような常人にはとても真似できない、高い感性と言語センスを持ち併せるAZUKIさんだからこそ出来る芸当と言えるでしょう。
詳しくはそのうち語ることになると思いますが、「君を飾る花を咲かそう」という楽曲で、事前の打ち合わせ等も全くなかったなか、作曲した中村さんがイメージしていた通りの詞をAZUKIさんが書きあげ、お互い驚いたという、GARNETファンの間では有名なエピソードがあるくらいです。
このエピソードはAZUKIさんの優れた感性と、中村さん、AZUKIさんの抜群の相性を証明したものといえるでしょう。
アレンジの古井さんも含め、互いが互いの能力の高さを信頼しきっているからこそ、完全分業制が成立し、いくつものクオリティの高い楽曲が生み出されているんだと思います。


犬病気

2009年06月08日

AZUKI七の詞世界

さて、今日からこのブログの本題であるAZUKIさんの詞について触れていくことにしましょう。

その前にまず、改めておさらいをしておきましょう。
GARNET CROWの作詞は全楽曲AZUKIさんが担当されており、そのライティング能力に対するメンバーの信頼は揺るぎない。
僕のように詞が好きでGARNETのファンになった人も数知れず。
まれに他アーティストへ詞を提供することもあるが、GARNETの曲でなくともクレジットに「AZUKI七」という名前が刻まれているだけでCDを購入するファンも少なくないと思う。
それだけこの人の書く詞には中毒性があり、一度ハマるとなかなか抜け出せなくなる。
むしろ最近はGARNETの曲よりも、提供した詞の方が彼女らしさが存分に出ているとさえ思うくらいだ。
その理由はまた追々話すことになると思います。

次回は彼女の作詞スタイルについて記述していくつもりです。


アイデムエキスパート

2009年06月02日

詞ってどういうものですか??

僕が詞を重視しているというのは散々述べてきたとおり。
具体的には、ディープな世界観や、思わず考え込んでしまうような解釈の難しい複雑な詞を好みます。
だから僕の欲求を満たしてくれる詞ってなかなかないんですよね。
そんな面倒くさい奴の心を、GARNETの作詞を担当しているAZUKI七という作詞家は、きっちり捉えて離さない。
それくらい彼女の書く詞は深く、心に沁み込んで来る。


そんな彼女の詞を多くの方に知ってもらいたい。
それが僕がブログを書くに至った理由だと前々回述べました。
だから僕は彼女の詞をメインにこのブログを書いていこうと思っています。
「この曲の詞について僕はこのように解釈していますが皆さんどうですか」と問いかけるような感じで。
「いや、それはちょっと違うだろう」とか「へぇ~、そんな考え方もあるんだなぁ」とか、色々な意見が出ると思います。
人それぞれ価値観が違うんですから当然ですよね。でもそれって凄く面白いことだと思いませんか。
人それぞれ色々な解釈が出てくる、出来る。それがAZUKIさんの詞なんです。だから面白い。
どうでしょう、少し興味が出てきましたか??(笑)

二重まぶた

2009年05月31日

AZUKI七という女性

僕がAZUKI七という作詞家の詞にのめり込んで9年(つまりメジャーデビュー時から現在までずっと)。
何が僕をそこまで引き込ませたかというと、彼女の世界観、人生哲学、生まれ持った感性に他なりません。
「哲学」「宗教」といったものがカテゴリーに含まれているのを疑問に思われた方もいらっしゃるでしょう。
しかし彼女の詞を語るうえで、これらは重要なキーワードになり、切っても切れない存在なのです。
具体的に様々な楽曲の詞について触れたときに、その意味がおわかり頂けると思うので、ここでは置いておきます。


彼女の世界観や面白さを多くの人に知ってもらいたい。
その詞の良さ、深さを知ってもらいたい。
その思いが僕にタイピングをさせ、このブログを書かせているのです。


手話検定